オフィスBMの取材日誌 自動車系物書きのクルマとバイクと…

記者として、カメラマンとして 日々自動車&バイク関連を追いかける、クルマメディア業界の何でも屋・青山義明のブログです。

2017年04月

つい先日、車両を入れ替えました。予算と様々な状況から、買い換えたのは2006年式のマツダMPVです。

カーナビはマツダG-BOOK(要はトヨタの展開しているG-BOOKと同じ)。バックアイカメラはもちろん、フロントとサイドにもカメラが装着されていて、ステアリングスイッチ装備。さらにBOSEのサウンドシステムを組んでいます。まぁ、がっつり新車時に装着したというモデルですね。

CarAudio
G-BOOKのカーナビの地図更新はすでにサービス終了しています。TVも残念ながら地上アナログ波対応で、すでに放送は終わってしまっています。Bluetoothには対応しているんですが、ハンズフリー機能のみで楽曲の受けなどはありません。10年前ってそんな感じなのか、と改めて驚くことが多いです。

少し詳しい人ならわかりますが、ステアリングスイッチとか、BOSEのシステムとか、少々厄介です。中古車購入では、こういう悩み、けっこうあると思います。特に新車購入時に純正なんたらてんこ盛りにすると…。最初からディーラーオプションくらいに抑えておけば、それほど問題はないんですが…。

さて、これをどうするか、ですね。

AkaikeCCS
ということで、今回は、オーディオのプロショップに判断とおススメをお願いすることとしました。お世話になるのは静岡県沼津市にある「赤池カーコミュニケーツシステムズ」さん。やりたいことはいろいろあるけれど、こちらの懐具合も察してほしいというオーダーです。

カーナビを新しくしてTVも観れるようにしたい。ステアリングスイッチはそのまま継続して使いたい、といった希望を抱きつつ、まずは車両を持ち込んで、車両の確認をしてもらいました。問題は懐具合が極めてよろしくない、というところで(笑)。最終的にどんなことになったのか、はまた次の機会に。

第95回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC/2017年6月25日決勝)の暫定エントリーリストですが、2月21日に発表されて以降、3月、4月と更新されています。初めて公開となったタイミングでは、4輪64台、2輪33台の全97台のエントリーとなっていましたが、4月19日に更新された最新のリストでは、4輪60台、2輪32台の全92台と減っています。

今回、日本人選手は昨年の7名から2名減った5名がエントリーしていましたが、残念ながら、さらに減って、4名となってしまいました。エントリーリストから名前が消えたのは、PPIHC初参戦となるはずの吉原大二郎選手でした。「チーム側がクルマを時間内に準備できないと判断し断念」となったようです。

PPIHC2016Final4
さらに、昨年2番手のタイムを出したリース・ミレン選手(8分57秒118)ですが、その電気自動車の車両(ラトビア共和国のDrive eOチームが作り上げたEV pp03)はエントリーリストから外れてしまっています。車両変更を余儀なくされたリース選手の車両欄は、現在TBD(確認中)となっています。

ちょっと取材に行くには、いろいろしんどくなってきましたねぇ・・・。

2016年11月のロングビーチショーで登場した「レブル 500」、「レブル 300」の国内仕様モデルの試乗会に行ってきました。

「シンプル」「ロー(未加工の素材)」がコンセプトの、非常にシュッとした、なんとも今風なバイクです。開発陣も「バイク感を感じてもらえる一台」と言っておりましたが、ある意味バイクらしいバイクだなと思います。

REBEL
国内仕様は500ccモデルと、300ccではなく250ccモデルの2つ。その2機種の違いはエンジンとマフラーだけ(細かなところはもう少し違いそうですが)と言います。フレームも同じなんです。さらに、500と250、装備の優劣とか、そこに差異をつけていないというのです。ちょっと面白い展開です。

じゃぁ、どっちを中心に開発をしたのか、って話になるわけですが、そこにも差が無いようで、それぞれで開発をしているということです。同一フレームといっても、吊り下げ部分だけでハンガーやエンジンブロックそのものでも構成しているわけなので、2車種がそれぞれ独立して成立するのです。

REBEL500
で、乗り出してみると、最初はやっぱり500でしょ、ってことになります。大排気量こそ、というイメージがありますから。でも、じっくり乗ってみると250でもなかなかイケるってことに気が付くわけです。どっちを選んだらいいか、本当に迷います。

このレブル。先代モデルは、1985年に国内発売がスタートし、1999年に販売が終了しています。どうもその先代モデルのイメージがないですね。当時は前傾姿勢がなんぼという側でしたから。その当時はこういったモデルは、全部ひっくるめてアメリカン・タイプと言っていましたが、そんな中の一台だったのかなぁ、という感じ。で、このモデルはアメリカンとは言わないようです。クルーザーなんだそうです。そこに違和感(笑)

詳細レポートは、Honda Style86号(ネコ・パブリッシング刊)誌面でどうぞ

3月15-16日の合同テスト、4月1-2日の開幕戦、そして4月14-15日の第2戦と、わずかひと月の間に、3度も取材に行くというハードなシーズン序盤。そんなFIMアジアロードレース選手権(ARRC)の第2戦は、タイのブリラムにあるチャーン・インターナショナル・サーキットで開催です。SUPER GTも開催される日本ではおなじみのサーキットです。
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全長4.554km、コーナー数12のチャーンのコースですが、ARRCスーパースポーツ600クラスでは、このコース18周で争うこととなります。
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個人的にも注目している芳賀紀行選手のK-max Racing41号車ですが、開幕戦のレース2で6位に入賞するなど、好スタートを決めていましたが、今回はさすがにトラブル満載の一戦となってしまいました。
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ゼッケンナンバー「41」をつけるYAMAHA YZF-R6は、レースウィーク直前にエンジンを交換。しかし、その交換したエンジンが今度はレース中にエンジンが壊れてリタイア。続くレース2に向け、チームはエンジンを調達して臨んだものの、今度はセットアップ無しに近い状態でぶっつけ本番状態。結果エンジンと車体がマッチせず、なんとか完走はしたものの10位という結果でした。
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ようやくこの怒涛のスケジュールをこなしたわけですが、次は6月の鈴鹿戦。チームとしては少し時間もありますし、シリーズ唯一の日本開催ですから巻き返しに期待したいですね。

京都にある電気自動車(EV)メーカーのGLMが、昨年9月のパリモーターショー(パリサロン2016)で発表したコンセプトモデルGLM G4を国内で初披露した。

Koma_GLM
京都大学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)で2006年に発足したEV開発プロジェクト「京都電気自動車プロジェクト」を母体に、設立されたGLMは、電気自動車の開発、販売を行うベンチャーとして、トミーカイラZZのEVの量産を2015年の10月から国内の専用ファクトリーで開始している。

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そのGLMが今回お披露目したのが、GLM G4である。モーターを前後2基搭載した4輪駆動の4ドア4シーターのクーペスタイルモデル。日本初のEVスーパーカーとして2019年の量産を目指す、としている。システムの最高出力は400kW、最大トルクは1000N・mを発揮する。今回は、1充電での航続距離は約400km、最高速度は時速250km/h、0→100km/h加速は3.7秒というスペックを披露している。搭載する2個のモーターは「マルチ・サリエンシー・パワー・パッケージ」という走行シーンに合わせた制御と運動性能向上を図るとしている。また、多段トランスミッションを搭載し、左右駆動力配分も制御するとしている。

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車両のコンセプトは「ロードヨット(路上を走るヨット)」。その特徴的な高く跳ね上がるタイプのドアも「アビームセイルドア」と名付けられている(アビームはヨットが風を受けて最もスピードが出せる状態のことを指す)。

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その目指すところは「EVのフェラーリ」。既存の自動車メーカーが開拓していないEVによる「現代のラグジュアリーカーの新境地を拓く、新時代の『グランドツアリングカー』として開発を進めている」と小間裕康社長。

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想定価格は4000万円、国内外で1000台の販売を目指すとしている。2019年の量産化に向け、年内には試作車での走行テストを行う予定という。

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