オフィスBMの取材日誌 自動車系物書きのクルマとバイクと…

記者として、カメラマンとして 日々自動車&バイク関連を追いかける、クルマメディア業界の何でも屋・青山義明のブログです。

2013年01月

毎日寒い日が続いていると思ったら、花粉症の便りも届き、寒さに凍え、ちょっとした暖かさにホッとしながら毎日取材を進めているザッカー編集部です。真冬恒例の取材と言えば、北海道でのスタッドレスタイヤ取材です。
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今日は、トーヨータイヤジャパンのスタッドレスタイヤの新商品試走会です。場所は北海道のなかでも極寒で有名な北見のテストコース。圧雪路はもちろん、アイスバーンなど冬の様々な路面を再現したテストコースで、新製品を履いた車両でタイヤチェックです。ところが、なぜかお天気が良く、コースは滑り気味。その分走りを楽しめた??
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さて、今日のこの取材はいつの記事になるのかと言うと、なんと半年以上先の秋ごろの予定です。タイヤメーカー各社のスタッドレスの新商品は、たいてい、この時期に取材をし、半年以上熟成(?)しておいて皆様に情報として掲載します。

トーヨーのスタッドレスタイヤもこれから生産に入り、来たる次のウインターシーズンに備えることとなります。今回も、とても雪上とは思えない走りもできる、期待の新製品でした。皆さん、ぜひ楽しみにしていてください。

多くのCHAdeMO急速充電器に採用されている充電コネクタ。そのパイオニアともいえる矢崎総業が、4代目といえる新型充電コネクタを5月に発売することがわかりました。
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初代モデル(コネクタ全体が黒いモデル)、日本国内モデル(シルバーボディに青いグリップと黒いレバー、そして赤い解除レバーのモデル)、UL/CEモデル(シルバーボディにグレーのグリップで、解除レバーの代わりにボタンがボディ上面に設置されている)に続く今回の新型。これまで、かたくなに守ってきたレバー式を止め、ついにワンタッチタイプを採用することとなりました。
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「次世代DC充電インフラコネクタ」という名称で呼ばれているこの新型。ボディケースはフジクラのコネクタのように少し長めです。そのボディ長からくるのか、片手での操作では少し重いという印象。ただグリップを握って差し込むだけ&イジェクターボタンを押してロックを解除するという直感的操作は、先代モデルとは比較にならないほど良くなりました。
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下の写真左はちょうど1年前のオートモーティブワールド展、右は昨年10月に展示された新型のコンセプト。上の製品版と比較すると細かな部分で違いがあり、製品化に向けて着々と改良を重ねてきたことがわかります。すでに大電や日本航空電子工業といった競合のコネクタが、ワンタッチ解除ボタンのモデルを発表しているだけに、目新しさはないですが、このスタイリッシュなボディ形状で、老舗のコネクタがどこまで巻き返せるか、見ものです。
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ちなみにノベルティグッズとして配られていたのが、この次世代充電コネクタのストラップ。非常に喜んでいるのは担当のみ?(XaCARレポーター・青山義明)

2010年にシリーズが発足した全日本電気自動車グランプリ(JEVRAシリーズ)。着実にエントリー台数を伸ばしながら、大きく成長を遂げたEVレースの、2013シーズン開幕戦のスケジュールが発表された。
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4月14日(日)の千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイでの開幕戦をスタートに、全6戦を開催予定。第2戦以降は現在調整中、また詳細なレギュレーションもこの後に発表予定となる。昨年は袖ヶ浦での3戦に宮城県・スポーツランドSUGOと静岡県・富士スピードウェイを組み込んでいたが、今年も袖ヶ浦のコースを中心としたスケジュールになる見込みだ。

また、併催するEVシングルシーター、EVスクーター、EVカートともに、全3戦を組み込む予定となっている。

これまでは、主に市販車クラスのテスラ ロードスター、日産リーフ、三菱i-MiEVがシーズンエントリーして戦いを繰り広げてきたが、昨シーズンは、リーフNISMO RCがプロトタイプクラスへ参戦。またシーズン最終戦となる第5戦では、4台ものコンバートEVが参戦し、こちらも表彰台の一角に割り込むほどの実力を見せた。今年もバリエーション豊富でアイデアに満ちた車両による、静かで熱い走りが展開されるはず。

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